下山の思想

 先日、朝のNHKで、五木寛之さんの「下山の思想」を紹介していました。ご本人のインタビューの模様も放映されました。さっそく買って読んでみました。まだ半分ほどですが・・・。

 私はずーっと疑問でした。失われた10年と言っていたのが、いつのまにか20年になりました。このまま30年、40年といくのだろうかと。世の中には頭の良い人がたくさんいるはずなのに、なぜ、良い方法が何十年経っても見つからないのだろうかと。

 

 「下山」とはいい表現です。私の中ではちょっとモヤモヤが晴れたような。たしかに頂上を極めたのだからそれ以上登りようがないのに、さらに登ろうとしていたのでしょうか。なにか滑稽ですが、先進国と呼ばれている国々ではそんなことをやってきたし、まだ一所懸命その無理なことを押し通そうとしているような気もします。

 

 私は私の「下山」を考えてみました。50代後半です。右や左を見て、同年代のまねをするのはやめましょう。できるだけ違うことを言って、違うことをして、「あいつは少しおかしい」と言われてもしかたがないような、一風変わった爺さんを目指すことにします。

 と、このような話を家族にすると、きっとみんな一声に「もう、とっくにそうじゃん」って言って、そのあとに「下山の思想ってそういう本なの?」ってことにも。五木さんに迷惑でしょうか。

 

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